(自己紹介)氷河期中年の私がハルフラを選んだワケ

住まい

はじめまして。「はるみライフ+」の特派員に加わった晴海のアルパカと申します。4月に都内からHARUMI FLAGへ移り住んだ40代の会社員です。

皆さんがHARUMI FLAGについて気になるのは「どんな人が住んでいるのか」ということではないでしょうか。なので、まずは自己紹介をします。地方都市出身の氷河期世代。大学進学を機に上京し、そのまま東京で就職。今に至ります。出身大学はそこそこ有名ですが、勤務先は無名企業。既婚ですが子どもはいない、DINK世帯で共働きです。

次にHARUMI FLAGを購入したきっかけをお話ししたいところですが、実はもともと私は、持ち家というものに否定的でした。実家は注文戸建て住宅なのですが、親が購入を決めたのがバブルの絶頂期であったため土地探しに難儀。交通の便が良いとはいえない立地にようやく建てたタイミングでバブルが崩壊。資産価値はおそらく数分の1に減少したことと思います。

そんな様を間近に見ていたので、「持ち家はリスク」との感覚が染みついていました。そんな意識を変えたのが湾岸エリアでタワーマンションに住まう同年代の友人でした。あるとき遊びに行くと、各階にごみ捨て場があり24時間いつでも捨てられる、展望ロビーにコンビニや無料のジムまで棟の中にあるといった充実した施設を目の当たりにしました。 友人は住宅ローンを組むことで賃貸相場より大幅に低い返済額でその快適な環境を手に入れていたのです。

ちょうどそのころ結婚を考えていて、賃貸にせよ持ち家にせよ新居が必要になっていました。そこで候補に挙がったのが、今ほどは過熱していなかったHARUMI FLAGでした。モデルルームでは現代の暮らしに最適化した設備や間取りを見学。長らく築年数の長い賃貸マンションに住んだ自分にとって、新鮮に感じられました。特に自分は大柄なため、アスリートに合わせた選手村ならではの高い天井、広い通路、大きめのドアが気に入りました。

友人のタワマンとは少し傾向が異なりますが、共用施設や、周辺の商業、公共施設、公園などの充実も実感しました。これらを踏まえ、住宅購入にリスクはもちろんありますが、取るべき価値のあるリスクもあると考えを改めました。

そしてなんとか抽選を引き当て、今年に入居し4カ月程度が経過したのですが、住み心地は大変満足しています。新婚という補正が掛かっているかもですが(のろけ)、充実して全てが新しい専用、共用施設は気持ちのよいものです。都心近くにありながら船舶が行き交う光景はプライベートとオフィシャルのスイッチを切り替えるのにちょうど良いです。妻は「周辺に出るといろんな散歩中のワンコが見られて楽しい」と話しています。人工池で水浴びする野鳥が見られるなど、人工的な整然さと自然の安らぎが同居する街といえます。

よく弱点といわれる交通も、東京BRTなら10分程度で新橋に出られますし、東京駅行き都バスも短い間隔で出ているため特に不便は感じないです。通勤は隣の区まで自転車でしていますが、ドア・ツー・ドアで20分程度。共用施設ではリモートワークに適したスペースも多いので、自室にこもらず集中して仕事ができます。

あえて向かない方を挙げると、頻繁に深夜まで飲み屋で飲み明かしたい独身の方はちょっと満足できないかもしれません。私も20代のころはそんなライフスタイルを送っていたのですが、エリア内の飲食店は遅くても午後10時閉店、バスもその時間帯となると運行が終わるため不便に感じたかもしれません。でもお隣の勝ちどきエリアは深夜まで営業するお店も多いですし、タクシーなら1000円程度で帰れるのでたまに飲みに行く分にはストレスもないですよ。

もちろん全てが完璧というわけではないですが、都心に近いところで落ち着いた暮らしがしたいという方には自信を持っておすすめできる街です。その魅力について次回以降、詳細を紹介していけたらと思います。また、晴海の内外の方が疑問に思うことを解き明かす取材もしたいと考えています。これからよろしくお願いいたします。

晴海フラッグに隣接する晴海ふ頭公園(はるみライフプラス)

HARUMI FLAGに隣接する晴海ふ頭公園。土日には多くの人でにぎわいます

   noraemon
晴海のアルパカ
HARUMI FLAGに移り住んだ経済動物。意外に緑の多い環境が気に入っている。ニンゲン界では編集者として活動。旅行とビールとDIYが好き。新婚。

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