はるみライフ+をごらんのみなさま、こんにちは、マンションブロガーの「のらえもん」です!
「新しい道路って、本当にエリアを変えちゃうんですよね」
これは、湾岸エリア住民の実感だと思っています!
環状2号線が開通する前、勝どき・晴海・有明から新橋や虎ノ門へ行くのは、間に川があるため、遠回りする必要がありました。でも、地下を通る環状2号線が開通して、BRTが運行されるようになってから、勝どき〜新橋間までは5分、はるみらい〜新橋間は6分!自家用車だと虎ノ門トンネル〜晴海フラッグの入口までは5分程度と、かつては想像もできなかった高速アクセスが実現し、実際に経験すると思ったよりずっと新橋が近いという評価になると思います。
さて今回は、そんな環状2号線に続く、次なる大計画についてお話しします。それは環状3号線、正式には「環状第3号線(勝どき~芝公園)」という道路計画です。これが実現したら、晴海を含む湾岸エリアはまた一段進化することになりそうです。
東京都は「TOKYO強靭化PROJECT」の中で2030年代にこの道路の事業着手を目指していると書いています。
現在の道路ネットワークだと、晴海・豊海エリアから芝公園に向かうには、浜離宮の横を通るルートか、もう少し大回りしてレインボーブリッジを通るしかありません。三田や田町は直線距離がかなり近いのに遠回りルートしかないため、心理的な距離は相当なものでした。しかし、この環状3号線が実現すると、なんと豊海から芝公園まで海底トンネルで一直線につながります!
勝どきの交差点から芝公園まで海底トンネルでつながれば、おそらく10分程度に短縮される可能性があります。そう、環状2号線開通時と同じような劇的な変化が起きるはずです。
さて、のらえもんが特に注目しているのは、この計画が他の大規模開発と「同時進行」で進んでいくということ。環状3号線延伸が計画の俎上に上る頃には、築地の再開発では5万人規模の多目的アリーナができますし、東京駅と湾岸エリアを結ぶ地下鉄についても建設に着手されているかもしれません。都心エリアへのアクセスについて揶揄する声もあった湾岸エリアですが、真の意味で完成に近づくのは2040年代かもしれませんね。
のらえもんは2000年代からこのエリアを見つめていますが、この20年でずいぶんとアクセスも変わり景色も変わりました。振り返ると、のらえもんが社会人としてキャリアを築いてきた期間と、湾岸エリアが大きく変貌を遂げた期間が重なっていました。自分の成長と居住エリアの発展を同時に体感できた、そんな幸運な時期でした。晴海エリアに住む方は自身の居住エリアが伸びるという体験を更に20年体験できそうですね。
また、2040年代となると、自動車の自動運転が実用段階に入っているでしょうから、道路アクセスの改善は、革命的なインパクトを起こす可能性があります。
東京の湾岸エリアは、まだまだ発展の余地がある。そうのらえもんは常々感じています。環状3号線は、環状2号線に続く、エリアの価値を大きく引き上げるインフラになりそうです。引き続き、この計画の進捗をウォッチしていきたいと思います!
以上、マンションブロガー「のらえもん」がお届けしました!
■前回ののらえもんさんの記事
【前編】のらえもん✕すまいよみ対談:晴海フラッグの魅力と課題を徹底解剖!