ハルフラの自転車ライフ、その実態とは!?

暮らし

皆さん、こんにちは。はるみライフ+ライターのぱぱしです。
今回は晴海フラッグの自転車ライフの実態をお届けしたいと思います!

晴海フラッグは令和最大級の住宅開発ということもあり、どの道もとても広くて自転車に乗ってお出かけするのがとても気持ち良い街です。晴れた日にハルフラをサイクリングすると、ちょっとしたリゾートの海辺を疾走している気分になり最高です。

自転車専用の道路もただ分かれているだけではなく、道路幅が広く設計されておりストレスなく自転車で移動することができます。

晴海フラッグ 周辺の歩道①(はるみライフ+)

晴海フラッグ 周辺の歩道➁(はるみライフ+)

利便性でいっても、銀座・築地・豊洲あたりには自転車を使えば15分ぐらいで出られるのでとても便利です。

また、大手町・東京・有楽町あたりへ通勤している方は自転車を使っている人も多い印象です。これだけ自転車に乗るのが気持ちよい環境であれば、自転車通勤したくなる気持ちも分かりますね。

晴海フラッグ民の自転車オプション

そんな晴海フラッグに住んでいる人の自転車オプションは3つあります。

①自家用自転車
②各棟に用意されているシェアサイクル
③ドコモのバイクシェア(通称赤チャリ)

利用ケースに応じて色んなオプションを気軽に選べるのが、晴海フラッグの自転車ライフの素晴らしいところです。

それでは詳しく見ていきましょう。

① 自家用自転車

当たり前ではありますが、晴海フラッグには各棟に駐輪場がついています。

基本的には平置き、上段下段の二段式の駐輪場が用意されています。駐車場と同じく駐輪場も抽選で場所が決まる方式になっており、平置き>下段>上段のような順で、使い勝手のよいところからうまっていっているように見えます。

晴海フラッグ 平置き式と上下二段式の駐輪場 (はるみライフ+)

キャパシティ的には2台弱/住戸程度だと思いますが、二段式の上段はまだ余裕があるらしく、抽選なしでもいつでも申し込めば使用できる状況です(2024年9月現在)。

また、転売住戸が発生した際に平置きの空きが発生することもあり、私の住んでいる棟では平置き駐輪場の募集がそこそこな頻度で出てきていたりもします。

晴海フラッグ 上下二段式の駐輪場と空気入れ(はるみライフ+)

私は家族でのお出かけの時だけ自家用の子ども乗せ電動自転車を使っています。
子ども乗せ電動自転車は、近年の子連れファミリーには欠かせない一品になりましたね。

➁各棟に用意されているシェアサイクル

2つめのオプションは、各棟に用意されている無料のシェアサイクルを使う、です。

シェアサイクルは、スポーツタイプとママチャリタイプが用意されており、両方とも電動自転車です。
使うときに予約は不要で空いていればいつでも使えます。宅配ボックスでカギとバッテリーを受け取る形式です。
各棟によって用意されている台数は違うようですが、私の棟では使いたい時に使えなかったことは今のところはありません。

晴海フラッグ 無料のシェアサイクル PanasonicのHarrier①(はるみライフ+)

スポーツタイプはPanasonicのHarrierという自転車です。定価16万円程度の電動スポーツバイクで、私がちょっとお出かけするときは大体これを使っています。加速がよくて乗り心地がとても軽快です。

一方で、女性の方はスカートだと乗りにくいのとカゴが無いのが不評のようで、ママチャリタイプを使う方も多いようです。

晴海フラッグ 無料のシェアサイクル PanasonicのHarrier②(はるみライフ+)

このように便利なシェアサイクルですが、下記のような制約事項もあります。

・一回の利用は6時間まで。(なので、通勤には使いづらいです)
・1住戸につき同時に1台のみ使用可能。(家族みんなでシェアサイクルは無理です)

私の場合は、一人で晴海トリトン、豊洲市場、有明ガーデンあたりにランチや買い物に行ったりするときにはシェアサイクルを使っています。

③ドコモのバイクシェア(通称赤チャリ)

最後のオプションはドコモのバイクシェア(通称赤チャリ)を使う、です。

晴海フラッグ全体では何と24区画ものバイクシェアポートが用意されており、かなりの赤チャリのキャパシティがあります。

晴海フラッグ ドコモのバイクシェア①(はるみライフ+)

晴海フラッグ ドコモのバイクシェア②(はるみライフ+)

赤チャリはドコモのバイクシェアアプリを使うことで、予約したり空き自転車に乗ったりすることができます。一番のメリットは別のポートへの乗り捨てができるので、駐輪場の心配をすることがないことだと思います。
そうした意味で通勤に使う人が多そうなのですが、ちゃんと需要を満たすことができているのか、平日の晴れた日の台数推移を見てチェックしてみました。

朝7時には晴海フラッグ全体で245台の赤チャリがあります。これが朝9時までの通期時間帯に100台以上減少しています。やはり通勤で赤チャリ使う方は多そうですね。
その後も段階的に空き台数は減っていき、昼の12時では72台まで在庫が減っていました。

晴海フラッグ ドコモバイクシェアの時間別台数推移(平日水曜の晴れた日)(はるみライフ+)

ドコモバイクシェアの時間別台数推移(平日水曜の晴れた日)

ポートごとの赤チャリ空き台数の推移を見てみると、朝7時は晴海フラッグ中に満遍なく空き台数がありますが、通勤時間帯でシービレッジ、ポートビレッジ近辺の在庫が一気に薄くなっています。シービレッジ、ポートビレッジ住民の皆さんは通勤時間帯の赤チャリ争奪競争が少し激しそうですね。

一方で、マルチモビリティステーションはこの時間帯に台数が逆に増えていました。在庫補充がなされているのかもしれません。

結論としては、現時点においては、晴れた日の朝であっても晴海フラッグのどこかには空き在庫はあるので、少し歩くことを許容さえすれば通勤時に赤チャリ難民になることはなさそうです。

晴海フラッグ ドコモ バイクシェアの時間別台数推移・地図(平日水曜の晴れた日)(はるみライフ+)

ドコモ バイクシェアの時間別台数推移(平日水曜の晴れた日)

続いて、夕方から夜の帰宅時間帯の赤チャリ台数推移を見てみましょう。

夕方は晴海フラッグで赤チャリ在庫が一番枯渇している時間帯です。その後、徐々に赤チャリに乗って帰宅してくる住民が増えてきて、晴海フラッグ全体の在庫が増加しています。

晴海フラッグ ドコモバイクシェアの時間別台数推移(平日金曜の晴れた日)(はるみライフ+)

ドコモバイクシェアの時間別台数推移(平日金曜の晴れた日)

ポート別の空き在庫を見てみると、ららテラスポートの台数が夕食時間帯に増えているのが特徴的です。

赤チャリを使って帰ってきて、帰りにららテラスに自転車を置き捨てにして買い物や食事をしてから歩いて家に帰る、みたいな生活をしている方が結構いるように見えますね。

晴海フラッグ ドコモ バイクシェアの時間別台数推移・地図(平日金曜の晴れた日)(はるみライフ+)

ドコモ バイクシェアの時間別台数推移(平日金曜の晴れた日)

そんな便利な赤チャリですが、一点だけ問題があります。都心部では帰宅時間帯に赤チャリ在庫が枯渇してしまうのです。

大手町・東京・有楽町・銀座あたりは17:30あたりからどんどん空き台数が減っていき、23時ではほぼ空き無しな感じになります。ちょっとご飯食べてから赤チャリ乗って帰ろうとか思っていると、すでに空き在庫がなくなっているリスクがあるのです。

晴海フラッグ ドコモ バイクシェア都心部の空き台数(平日木曜の晴れた日)(はるみライフ+)

ドコモ バイクシェア都心部の空き台数(平日木曜の晴れた日)

なので、帰宅時は赤チャリにはあまり頼らず、空いてたらラッキーぐらいの感じで使うのがよさそうですね。私の場合も、行きは赤チャリで帰りはBRTや都バスみたいなことが多いです。

まとめ

今回はハルフラの自転車ライフについて取り上げてきました。

晴海フラッグは交通不便な立地だと言われることもあります。だからこそ、自転車環境には不便のないような街の設計を行い、自前でシェアサイクルを設置したり、ドコモの赤チャリポートの設置に力を入れている街です。BRTや都バス、自家用車、今回取り上げた自転車と、都心にありながら最寄り駅に依存しない生活ができるのも晴海フラッグの大きな魅力ではないでしょうか。

おまけ

最後に、毎月お決まりのトピックとして、晴海フラッグへの入居状況の最新情報を共有していきたいと思います。
8月の1か月で晴海5丁目の人口は265人増えまして、9/1時点の人口は8,194人となりました。
転売住戸の販売も順調のようですし賃貸への転入も継続中なので、しばらくはこれぐらいのスピードで人口増加していきそうです。

晴海フラッグ 晴海5丁目の人口推移(2024年)(はるみライフ+)

晴海5丁目の人口推移(2024年)

papashi
ぱぱし
晴海歴6年。武蔵野台地への2年間の浮気を経て、晴海に舞い戻った小学生娘の父親。マンクラではなく、一途にハルフラを愛する善良な市民。

■前回のぱぱしさんの記事
晴海フラッグの子育て環境:英語教育編

関連記事

特集記事

TOP
CLOSE