(住人インタビュー vol.2)湾岸ならではの開放感に惹かれ、すぐに契約

住まい

晴海フラッグでのリアルな暮らしをレポートする住民インタビュー。
第二回目は、分譲ではなく、賃貸棟(ポートビレッジ)にお住まいの男性にお話をお伺いしました!

■お話を伺った方:
PORT VILLAGEにお住まいのYさん(ポートビレッジのB棟で一人暮らし)

 

―本日はよろしくお願いします。まず、晴海フラッグのポートビレッジに住むことにしたきっかけを教えてください。

今年、分譲棟に入居した友人宅に招かれて、初めて晴海フラッグに訪れました。湾岸エリアならではのリゾート感に魅せられ、「ここに住みたい」と思いました。以前、シンガポールに赴任していたことがあるのですが、シンガポールのリゾート地の「開放感」や「優雅さ」に似たものがあるなと。車道・歩道も広く、ゆとりをもって整備された街。東京都との官民一体開発の良さを感じました。2ヶ月後には、賃貸を契約していましたね。
“ポートビレッジに住みたい“というよりも“晴海フラッグが好き“なので、今、分譲の中古も見ていますし、タワー棟のSKY DUOも申し込んでみる予定です。

 

―来てみて、初めて魅力を感じたということですね。

幼い頃から街の「開発」や「再開発」に関心があり、ここも「再開発予定のエリア」として知っていました。選手村として開発されることになり、ゆくゆく大規模な住宅地となると知っても、“空き地”という昔からのイメージから興味を持てなかった。五輪大会中もまさか住むことになるとは思っていなかったですね。

ちょうど30代になり、自身のライフスタイルも変わり、にぎやかな街中よりも、湾岸エリアで落ち着いて暮したいと思うようになりました。今はこの街の開放感を味わいたいので、朝早く起きて、散歩するのが日課です(笑)。

現在、在宅中心の働き方をしていることも大きかったです。在宅ではなかったら、“ここに住もう”とはならなかった…、きっと踏ん切りがつかなかったと思うので、タイミングも良かったです。今は、この生活が心地よく、満足しています。

③晴海フラッグのポートビレッジの中庭

―実際にどんな生活をされているか教えてください。車は所有されていないということでしたが、移動手段は主にBRTですか?

そうですね。在宅中心なので、毎日通勤はしていませんが、出かけるとしたらBRTを利用することが多いです。
ポートビレッジからは、「はるみらい」だけではなく、「晴海中央」という停留所も使えます。「晴海中央」から豊洲行きのBRTを使うこともありますね。BRTは連結バス(大量輸送のために車体が2連以上につながっているバス)の練習をしているのを見かけます。住民が増えてきたらきっとダイヤ改正するのではないでしょうか。

地下鉄はあまり利用しませんが、ポートビレッジからだと「勝どき」駅までも比較的近く、駅を利用するのも現実的だと思います。
また、東京駅から都バスを利用することもありますが、タクシーで帰って来てもそんなにかからないので、タクシーも使っています。銀座までもすぐですし、車移動も便利ですね。

私はたまに使う程度ですが、街区内の赤チャリや、マンションの宅配ボックスで鍵を受け取ることができるレンタルサイクルもあります。

交通の便がいいわけではないですが、移動手段に困ってはいません。

②晴海フラッグのポートビレッジ(賃貸)の位置(はるみライフプラス)

晴海フラッグの中でも勝どき駅側に位置するポートビレッジ

 

―日常的な買い物はららテラスでしていますか? また、晴海フラッグ内の飲食店を利用されていますか?

品揃えの観点から、ららテラスのサミットストアで買い物をすることが多いです。でも、勝どき駅側からの帰りにはパークタワー勝どき下のライフ勝どきミッド店、ドゥ―・トール下のマルエツ晴海三丁目店、さらに、ポートビレッジの近くの東武ストア晴海三丁目店と選択肢は複数あります。

ららテラスのサミットは22時で閉まるので、夜遅くなったら帰り道に23時まで営業の東武ストア。さらに遅い時は、24時間のマルエツと使いわけしています。

飲食店にはほとんど行きません。行くとしたら、ららテラスの上くらい…。以前は仕事帰りに外食することも多かったですが、今は家で眺望を眺めながら食事をするのが好きになりました。

 

―ありがとうございます。ポートビレッジについても教えてください。

ポートビレッジはA棟からD棟まであり、A棟に大浴場、B棟には認可保育園(ポピンズナーサリースクールHARUMI FLAG、住民専用や優先ではない)、C棟に主な共用施設、D棟の一部に老人ホームの「グランクレール」と50戸以上のシェアハウス「シェアプレイス HARUMI FLAG」が入っています。

契約時、個人的に一番検討したのは、眺望です。

私が住んでいるB棟の北西側は、10階くらいから前の清掃工場が抜けてきます。もともと大通りを挟んでいるので距離は離れているのですが、10階以上の抜け感のある眺望を気にいっています。ドゥ―・トールを始めとして勝どき晴海エリアのデザイン性高いタワーマンションや間から見える運河などを眺める夜景です。どの建物からも距離があるので、前の建物からの目線が気になることはありません。

④ポートビレッジのB棟の眺望(はるみライフプラス)

B棟の上層階から眺望。夜景もきっとキレイだろうなと思いました!

A棟の北西側も似たような眺望だと思いますが、清掃工場の煙突にはかぶりますね。D棟・C棟は、道路を挟んで向かい側にシービレッジの建物があります。どの棟も中庭側にも住戸があり、中庭の植栽を挟み、お互いが向かい合う形になります。住戸によって見えるものは変わってくるので、住み心地に影響するのではないかと思います。

⑤晴海フラッグポートビレッジのエントランス(はるみライフプラス)

エントランスのデザインや置いてあるアートのテイストも棟によって変わるそうです

 

―設備・仕様など、分譲棟と比較してみてどうですか?

ゴミ置き場は地下に一か所(※分譲棟は各階にゴミ置き場)、ディスポーザもなしと設備仕様では分譲棟よりも質素かもしれませんが、共用廊下が内廊下(※分譲棟は外廊下の棟が多い)で、ホテルライクなのが気に入っています。

⑥晴海フラッグのポートビレッジの内廊下(はるみライフプラス)

ゆとりある内廊下

 

―今回、私は初めてポートビレッジのマンションに入らせてもらったのですが、共用施設が充実していることに驚きました。 

ワークスペース、フィットネス、大浴場、シアタルーム、パーティールーム、イベントスペース、ミーティングルームと、賃貸では珍しいくらい共用施設が充実しています。

私も、在宅勤務の時はテレワークスペースを利用していますし、シアタルームを借りて好きな飲み物を飲みながら見たい映画を見たりもします。

大浴場もよく利用していますね。

⑦ポートビレッジの共用施設のワークスペース(はるみライフプラス)

平日でしたが、たくさんの方がワークスペースを利用していました。個室やコピー機があるのもうれしい

―分譲棟には足湯がありますが、大浴場はないですよね? 賃貸にしかない設備で魅力を感じました。…でも、A棟以外に居住の場合、せっかくお風呂入ったのに外を歩いて帰らないといけないですか?

そうですね。ただ、大浴場はA棟の地下一階にあり、ポートビレッジ内は地下の駐車場でつながっているので、駐車場を歩いて帰れば、外気には触れないです(笑)。

あまりプラス材料にはならないかもしれませんが、ポートビレッジの中庭側を中心として、社宅扱いで複数住戸を法人契約しているケースもあるようです。夜、いつも決まった時間に大浴場に来て、複数人で話をしているグループがあったりしますね。つい会話が聞こえてしまうと、ここで知り合ったというよりは同じ会社でなのだろうな…と。
シェアハウスの若い方たちも共用施設を利用できるので、大浴場には本当にいろいろな人が来ます。

⑧ポートビレッジの駐車場(はるみライフプラス)

ポートビレッジの地下駐車場

―社宅扱いやシェアハウス、老人ホームもあって…いろいろな世帯の人が暮す街区ですね。住戸の広さもバリエーションが豊富だと感じました。

単身、DINKS、子育てファミリー、シニアまで幅広い世帯が暮らしていますね。子育てしているお家だとお子さんが1人ではなく、2人、3人…と世帯人数が多い方もよく見かけます。小学校にも近く、今後第二校舎が出来てもどちらにも近いのは子育てファミリーにはメリットになりそうです。

住戸は20m2台の1Rから90m2台の3LDKまで幅広くありますね。同じ1LDKでも30m2台もあれば、60m2台のプランもあり、バリエーションがあります。B棟には170m2のメゾネットの住戸もあるんですよ。

 

―そして、都心からの距離を考えれば、賃料も安い気がします。

当然、方角や階(眺望)によって変わってきますが、20㎡台が10万円ちょっと。管理費も特別高いというわけではありません。

さまざまな人が住んでいることをどうとらえるかにもよりますが、眺望、BRTと都バスの利用しやすさ、勝どき駅、銀座や東京までの距離、充実した共用施設などを考えると、他になかなかない賃貸マンションかと思います。

晴海フラッグポートビレッジの外観(はるみライフプラス)

―そんな気に入っているポートビレッジですが、購入も検討されているとのこと。分譲棟に引っ越すと駅からは離れますね。

これだけ気に入った街なので、「資産にする」という意味で購入を考えています。

SKY DUOを検討していて思ったのですが、これは“単純に不動産を買うというよりも、晴海ふ頭の将来性を買うということ”なのかなと。今後の不動産を考えたとき、全体的に価格が高騰し続けるのではなく、都内は格差が出るのではないかと予想しています。

今の団塊の世代の方たちが東急沿線に住むのがステータスだったように、評価されて価値が上がるエリアもあれば、今後下がっていくエリアもある。

晴海フラッグは、今は、新しい街で、人もフルフル入居しているわけではないですが、ゆくゆくは人口も増え、50年、60年と経過すれば、大規模修繕が必要になる。建替えなどをやる時に、デベロッパー、東京都が一体となった再開発が再度行われるのではないかと思うと、投資視点での資産性を感じています。再開発が成功し、高く売れるエリアになることを期待しています。

 

―晴海フラッグ愛をひしひしと感じました!

この立地は、好きにならなかったら住まないと思います。
湾岸エリアは、「上京した方たちが住む」という話も聞きますが、東京生まれ、東京育ちの方こそ、一度、街を見に来てほしいです。20年前くらいの晴海を知っていると、空き地のイメージが強いかもしれませんが、私のようにガラッとライフスタイルが変わるくらい魅了される可能性もあります!

 

―では、「ぜひ、一度晴海フラッグを見に来てください!」がメッセージということで。本日は、ありがとうございました!

   noraemon
   
住井はな
   
マンションが大好きな子育てママ。女性目線でマンションの選び方や住まいの情報を発信中! 湾岸住まいではないものの、東京湾岸エリアが大好き。

 

■関連リンク
インタビューVol.1  (住人インタビュー vol.1)子育てしやすさが魅力! 職場に近くなり、快適な日々

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