晴海フラッグの賃貸住宅が集まる街区「PORT VILLAGE」。A棟~D棟の4棟構成で、「はるみライフ+」では、以前B棟のモデルルームを見学しました。
ポートビレッジのD棟の建物には一般的な賃貸住宅だけではなく、「グランクレール HARUMI FLAGシニアレジデンス」と「グランクレール HARUMI FLAGケアレジデンス」、そして50戸以上の規模のシェアハウス「シェアプレイス HARUMI FLAG」が入っています。
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グランクレールHARUMI FLAGは、ポートビレッジのD棟の中にあります
晴海フラッグは未就学児からシニア世帯まで快適に暮らすことができる街。
高齢者向け住宅である「グランクレールHARUMI FLAG」があるのも、多彩な年代・世帯が入居するように考えられているからこそだと感じます。例えば、晴海フラッグの開放感・リゾート感に惹かれて分譲棟、賃貸棟に入居した人が、十数年後にこれからの生活を考えて「グランクレールHARUMI FLAG」に入居する可能性もあるわけです。
どんな住宅なのか関心があったので、取材させていただきました!
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HARUMI FLAGポートビレッジのD棟外観
「グランクレールHARUMI FLAGシニアレジデンス」は東急不動産ホールディングスグループが運営するサービス付き高齢者向け住宅。
「看護師や協力医療機関の医師に健康相談ができる」
「24時間フロントスタッフが常駐しており、夜間の緊急事態にも対応してもらえる」
「共用施設が充実しており、建物内の食堂で食事ができる」
など、高齢者向けのサービスが充実しています。
支払いは、入居時の年齢によって費用が多少変わり、前払方式と月払方式が選べます。
現在の入居者は60代~90代のおひとり、または、ご夫婦。
住戸の専有面積は36.68平米~66.31平米、間取りは1R、1LDK、2LDKです。
スタッフが勝手に住まいに入ることはないですが、室内に、生活センサーというものが導入されていて、例えば、12時間以上お手洗いを使っていない、長時間お風呂の電気がつきっぱなしということがあると、何かがあったのではないかという可能性を考慮してスタッフに通知が行くようになっています。また、ペンダント型のボタンがあり、ボタンを押すとスタッフに発報される仕組みになっているそうです。
高齢者でも安心して暮らすことができるマンションですが、基本的にはサポートなく生活できる方が入居する住宅です。外出時、BRTをはじめとするバスを使う方も多いですが、自家用車を所有していて、自動車を運転して出かける住民の方もいらっしゃるとか。まだお仕事をされている方もいらっしゃるとのことで、働いたり、出かけたり、外食したり。もしもの備えをしつつ、自分たちらしくアクティブに暮らすことができるのは魅力的だと思いました。
さらに安心なのは、住んでいるうちに介護が必要になってきた場合、そのタイミングで空きがあれば、「グランクレールHARUMI FLAG ケアレジンス」に住み替えをすることができるということ。晴海フラッグ内の同じ建物で大きく環境を変えずに暮し続けることができます。
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左:グランクレールHARUMI FLAGケアレジンデンス(公式ホームページより) 右:ケアレジデンスも見学させていただきました。ゆとりある高級感のある内装。廊下には各部屋の住人が飾りたいものを置くミニスペースがありました。趣味の絵を飾ったり、お孫さんからいただいたお手紙を飾ったりと個性を出せるスペースがあるのはいいですね!
D棟には、賃貸住宅、シェアハウス、「グランクレールHARUMI FLAGシニアレジデンス」、「グランクレールHARUMI FLAGケアレジデンス」が入っていますが、それぞれ入口も違い、基本的に建物内で行き来することもできず、分かれています。
賃貸住宅とシェアハウスは共用施設が共有ですが、「グランクレールHARUMI FLAGシニアレジデンス」は共有せず、独自の共用施設を擁しています。「シニアレジデンス」と「ケアレジデンス」は別の施設で、職員も違うそうですが、「シニアレジンデンス」のプライベートダイニング(共用施設)は、「ケアレジデンス」の入居者でも利用可能だそうです。
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共用施設のプライベートダイニング(公式ホームページより) 家族や友人と個室でゆっくり食事をすることができます
エントランスを入ると、コンシェルジュカウンターがあり、ロビーが広がります。ロビーの横には応接室、その横には防音設備が整っている「AVルーム」もあります。「AVルーム」は予約制で楽器演奏や映画鑑賞、カラオケなどが楽しめます。住居者同士で集まってカラオケをしているケースもあるとか。居住者のコミュニティの場にもなる娯楽施設です。
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AVルーム(公式ホームページより)
イベントをやるためのスペース「クレールホール」では、地域交流型カルチャースクールの「ホームクレール」の運動系・文科系、季節のイベントなどのプログラムも定期的に開かれているそうです。プログラムカレンダーを見ると、「体操」「ディスコ体験」「HIPHOPエクササイズ」など運動系のプログラムと、「書道」「オペラ講座」「寄席」などの文科系のイベントと幅広く開催されています(※一部、有料)。つい参加したくなるようなイベントがたくさんあって、気軽に運動をしたり、新しい趣味を見つけたりできそうです。
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クレールホール(公式ホームページより)
大浴場は利用率の高い人気の共用施設。大浴場があるからここに決めたという方もいらっしゃるほどだそうです。もちろん住戸にも浴室はありますが、大きいお風呂に入ることができ、外気に触れずに家に帰ることができるのはいいですね。
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左:大浴場(公式ホームページより) 右:洗い場もたくさんありました。毎日、ホテルや旅館気分を味わうことができそうです
飲み物を飲んだりできる「クレールラウンジ」は、カフェとして使うことができる空間。入居者の友人とおしゃべりしたり、一人で読書をしたり…と使い方のイメージが広がります。コーヒーメーカーの他にグラス単位で購入できるワインサーバーがあり、マンションの共用施設としては珍しい設備だと思いました!
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左:クレールラウンジ(公式ホームページより) 中央:ワインを1杯ずつ購入できるマシン。いい! 右:内装は海や旅行を感じるデザイン。船を思わせる窓がありました
かなり広い「クレールダイニング」は朝・昼・夜、365日利用できる食堂。出かけたいときには外食をすればいいし、住戸にはキッチンがついているので家で料理もできますが、外食や自炊の気分ではない時は、「クレールダイニング」に来れば食事をすることができます。一角にはプライベートダイニングがあり、家族や友人が遊びに来た時に個室を貸切ってみんなで食事をとることも可能(予約制)。
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左:クレールダイニング(公式ホームページより) 右:広くてゆとりがあり、つい通いたくなる食堂です
共用施設には、日々の生活利便性を上げるとともに、コミュニティ形成の場になり得るように考えられているなと感じました。イベントや食堂で知り合った方たちが防音室でカラオケをしたり、クレールラウンジお茶をしたりできたら、毎日が楽しくなりそうです。
現在、入居を検討する方は、家具を配置したモデルルーム住戸を見学することができます。
パッと見ると、一般的なマンションという印象ですが、玄関に手すりや引き出して使う壁面収納型ベンチ、窓に通常より少ない力で楽に開くことができる「サポートハンドル」、廊下に転倒防止マグネットコンセント、柱の角形状に丸みを持たせてあたっても痛くないように…など、高齢者でも安全で快適に生活できるようにさまざまな工夫がされています。
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左:1LDKのリビング 中央:作業スペースも十分あるキッチン 右:フラットな玄関に壁面収納型ベンチ。ここに座って靴を履いたり、脱いだりできます。不必要な時は壁にくっつけて収納することも可能です
広い一戸建てから引っ越してくる方にとっては、専有面積が狭くなるケースが多いので、中には荷物があふれてしまう方もいるそうです。今の家を売って引っ越してくる場合は、思い切った断捨離が必要になる方もいらっしゃるかもしれません。中にはお住まいの部屋を所有したまま、徐々にこちらに以降する準備をする方もいらっしゃるそうです。空きがあれば施設内のトランクルームを借りることも出来るそうなので、どうしても物が多い方はトランクルームを借りると良さそうです。
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左:1LDKの間取り例(公式ホームページより) 右:1LDKのモデルルームを見学しましたが、住戸が細長くなくて、家具配置がしやすそうなプランです。専有面積のわりに広く感じました。キッチンの奥に大きな納戸があるのもいいですね
入居者はもともと近隣にお住まいで晴海フラッグの開発に関心を寄せていた方のほか、お子さん家族が晴海エリアにお住まいで、近居するために入居される方も多いそうです。もし晴海フラッグ内にお子さんがお住まいだった場合、気軽に行き来できるちょうど良い距離で近居できます。
晴海フラッグが街として成熟していく中で、分譲棟や賃貸棟に入居した方が、経年とともに健康に不安を感じるようになって、安心して暮らすためにシニアレジデンスに引っ越して、ゆくゆくケアレジデンスに行くというケースも今後増えていくのではないかと感じました。
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シニアレジデンスの住戸によっては、レインボーブリッジや海が見られる住戸もあります。開放感が魅力の晴海フラッグだからこそ、分譲棟や賃貸棟からグランクレールHARUMI FLAGに入居するケースもあり得そうです
サミットがあって日々の買い物に困らず、歩行者と自転車と車もしっかり分離していて歩きやすい晴海フラッグは、小さいお子さんがいるご家庭にピッタリなのもありますが、年配の方にも優しい街です。
前述の通り、「ホームクレール」主催のイベントもありますが、「グランクレールHARUMI FLAG」もHFC(晴海フラッグクラブ)の準会員であり、晴海フラッグで開催される一部のイベントには参加できます。例えば、昨年のハロウィンイベントでは、パレードで歩いてきたお子さんに「グランクレールHARUMI FLAGシニアレジデンス」に入居の方がお菓子を配るというイベントがありました。今後も街ぐるみのイベントが行われると思います。
入居者同士はもちろん、多世代と交流し、助け合いながら、快適に暮らすイメージができました。
晴海フラッグという街が出来上がり、成長していくのを街の一員として楽しみながら暮らす住まいです!
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ポートビレッジの中庭(公式ホームページより) 自然あふれる庭を散歩したり、海を眺めたりしながら、開放感・リゾート感を満喫する毎日がイメージできました
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