(座談会)晴海フラッグの1年間を振り返る

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2024年8月にスタートした「はるみライフ+」。サイトが始まって最初の年末を迎えました。2024年の晴海フラッグを振り返ろうということで、住民特派員と座談会を行ないました!残念ながら「はるみっち」さんが参加できませんでしたが、4名の特派員が集まりました!

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<座談会メンバー紹介>

ぱぱしさん(以下、ぱぱし)
調査し、データーを読み解き、グラフにまとめる分析型のライター。仕事のレポートを読んでいる気分になる文章で、より客観的に晴海フラッグの「今」を伝える

ハルフラのりすちゃんさん(以下、りすちゃん)
女性ならではの目線で晴海フラッグを見つめつつ、言い回しは誰よりもかっこいい。そのギャップが心地よく、彼女の文章のファンになる人が続出

晴海のアルパカさん(以下、アルパカ)
たしかな取材力で晴海フラッグを切り取るライター。ご自身が新婚さんで、文章のところどころに幸せな日々を感じるのもアルパカさんのコンテンツの魅力のひとつ

カイラーくんさん(以下、カイラーくん)
晴海フラッグの涼しさを証明するために計測器を持ち出して測りまくる、自身で依頼した配達ロボットを追いかけるなど、狂気さえも感じるレポートが最高!

(司会)住井はな
はるみライフ+編集長。スムログ・スムラボブロガー

特派員紹介(はるみライフプラス)座談会

左から、カイラーくんさん、ぱぱしさん、ハルフラのりすちゃんさん、晴海のアルパカさん

 

住井はな:
では、時系列で晴海フラッグの2024年を振り返っていきたいと思います。まず…最初に入居したのが、カイラーくんですね?

カイラーくん:
はい。1月19日に鍵を受け取りました。
2019年頃、自転車で偶然通りかかって、建設中のマンションを見ました。「HARUMI FLAG」と書いてあったので、気になってネットで調べました。モデルルームを見学し、当時の住まいよりも広い家に引っ越せると思ったのが、契約したきっかけです。

住井はな:
初日に鍵を受け取ったんですね!

カイラーくん:
引っ越したのは別日ですが、鍵を受け取った日がちょうどファミリーマートがオープンする日だったので、とりあえず晴海フラッグに来てみました。街はピカピカなのに全く人がいない。不思議な空間でした。天気がよく気持ちのいい日で、ワクワクしながら数時間かけて、見学できる全ての共用施設を見て回った覚えがあります。

①これから入居が始まる晴海フラッグ(はるみライフプラス)

まだ車が停まっていない地下駐車場!

ぱぱし:
1月は、人も少なく、まだBRTも走っていない、ららテラスもオープンしていない。何もなかったと思うのですが、みなさんどうやって生活していたんですか?

カイラーくん:
勝どき6丁目にあるツインタワーのマンション(はな注釈:THE TOKYO TOWERSのこと)に24時間営業のマルエツがあるし、車も所有していたので、買い物の苦労は感じでいなかったです。BRTは…なかったですね。どうしていたんだろう?

住井はな:
都バスでしょうか? 本数少なかったですよね?

カイラーくん:
でも、始発で座れるのがラクで、銀座4丁目ぐらいまでバスで行って…とやっていた気がします。

アルパカ:
2月にBRTが走り始めたんですよね。

②BTR開通日_新橋行き始発1号車(はるみライフプラス)

BRT開通!

ぱぱし:
今はBRTを重宝していますが、当時はBRTがハルフラから新橋の直結バスがあるかどうかの情報がぼやかされていたんですよね。

カイラーくん:
でも、勝どきの乗り場が激混みだったので、絶対に直結ができると思っていました。途中、どこにも寄らないから早いですよね。…まぁ、直結もですが、実は、環2(環状2号線)がすごいんですよね。タクシーでも早い。

ぱぱし:
あっという間ですよね。麻布台ヒルズとかにも10分くらいで行くことができる。

りすちゃん:
BRTを含め、バスが便利だということはここにきて初めて知りました。入居前は駅まで遠いことを心配していたのですが、地下に入って、大江戸線に乗って、地上に上がることを考えるとBRTの方が早い。3月に開通した勝どきの人道橋はよく使うのですが、勝どきの駅は全然使っていないです。

カイラーくん:
地下鉄は乗らないけれども、人道橋は結構使いますね。
あのスタバの窓際に座って、人道橋を渡る人をぼーっと眺めるの楽しい。

④黎明小橋開通(はるみライフプラス)

勝どきの駅へのアクセスを向上させた人道橋。ライティングも美しい

住井はな:
私も勝どきのスタバ、好きです(笑)。さて、次に入居したのは、ぱぱしさんですか?

ぱぱし:
3月に入居しました。
当時は、湾岸ではないところに住んでいましたが、それよりも前に賃貸で晴海エリアに住んでいたことがありました。道も広くて子育てしやすい街という印象があり、晴海フラッグからのビューも確認済みだったので、抽選に当たったら引っ越したいと思って申し込みました。
3月1日にららテラスがオープンし、サミット(スーパーマーケット)だけではなく、その他店舗もオープンしたので、入居後は問題なく生活できました。

住井はな:
入居してみてどうでしたか?

ぱぱし:
ちょうど3月は、学校開始に向けて子育てファミリーが入居してきている時期ではありました。それでも街に人が少なかったし、BRTはガラガラで快適でした。引っ越して最初の夜にレインボーブリッジビューの夜景を見た時は、引っ越してよかったと感じました。
ちょうど3月30日に晴海埠頭公園の「TOKYO」モニュメントが設置されたんです。プロジェクションマッピングが開始したのは夏なので、当時はただの白いモニュメント自体に賛否ありましたが、このモニュメント越しのレインボーブリッジの夜景は、晴海フラッグを象徴する景色のひとつだと思います。

晴海フラッグに隣接する晴海ふ頭公園の「TOKYO」モニュメント(はるみライフプラス)

住井はな:
次に入居したのは…アルパカさんですかね。

アルパカ:
4月です。友人が豊洲に住んでいて、湾岸エリアのことは知っていました。転勤先から東京に戻ることになり、ちょうど結婚を考えていたのでHARUMI FLAGが候補になりました。アスリートに合わせた選手村ならではの高い天井、広い通路、大きめのドアなどが気に入り、好みの部屋じゃなくてもいいからなんとか当たらないかなと。倍率が比較的低い部屋に申し込みました。

住井はな:
4月というタイミングに理由はあったんですか?

アルパカ:
3月に鍵は受け取っていたのですが、3月は引っ越し代が高かったので、4月にずらしたら安くなると言われて…。婚約者もまだ東京にはいなくて単身での入居でしたし、急ぐ必要がありませんでした。

住井はな:
倍率の低い好みじゃない部屋に申し込んだとのことですが、住み心地はどうですか? 奥様の反応とか。

アルパカ:
夫婦2人なので、そんなに広くなくてもいいと思っていましたが、結果的に広い部屋を購入したんですよね。それが意外と良くて気に入っています。妻は、都心に住んだことがないので心配していましたが、モデルルームを見たら気に入ったようでした。賃貸マンションと比較したら設備仕様のスペックがいいし、共用施設が充実しているというのがよいですよね。

住井はな:
4月くらいになると街も盛り上がってきていましたか?

りすちゃん:
5月に街開きイベントがあったんですよね。

カイラーくん:
ありましたね、街開き! 中央の道路を歩行者天国にして、五輪選手たちも一緒にウォーキングするイベントがありました。晴海埠頭公園からサミットまで行って帰ってくるだけなのですが結構な人の数で、窓から見学している人もいて、住民が増えてきたなーと感じました。

ぱぱしさん:
自分で書いた旗を持って歩くんですよね。
あと、子どもたちが塗り絵をするイベントもあったと思います。TOKYOモニュメントのプロジェクションマッピングに投影される柄はその時に塗った絵が採用されているはずです。

アルパカ:
東京都知事も来ていましたね!

⑥晴海フラッグの街びらきに都知事(はるみライフプラス)

晴海フラッグ街びらきイベントの様子

カイラーくん:
5月26日には晴海ふ頭公園で、東京消防庁の「水の消防ページェント」というイベントもありました!

ぱぱしさん:
毎年5月末にある消防庁のイベントです。晴海ふ頭公園に出店もでるし人もかなり集まりました。

⑧水のページェント(はるみライフプラス)

カイラーくん:
同じ5月には船の実証実験があり、芝浦・日の出に行くフェリーも運行開始。
ここは3方向船が停まれるので、色々な船が来ます。海上自衛隊の護衛艦が1週間停まっていることも。

ぱぱし:
船内見学ができることも。毎朝、起床ラッパが鳴って起こされるという住戸もあったようです(笑)。
⑤自衛隊練習艦隊(はるみライフプラス)

りすちゃん:
今のフェリーは通勤には使いづらいです。もう少し早い時間に運航するか、土日運行してくれると使えるかも。せっかくの立地なので、船便が充実するといいですね。
あと、5月は駐車場の抽選が始まった月だったと思います。我が家は、まだ入居していなかったけれども、駐車場問題があったからよく覚えいてます。

ぱぱし:
駐車場問題ありますよね。駐車場が決まらないので、かなり離れているところの駐車場を契約していたり、コインパーキングにずっと置いていたり、苦労している住民を知っています。

りすちゃん:
5月以降、毎月抽選が行われるようになりましたが、比較的SUNやPARKは倍率が低い。投資目的で購入されている方が多いからかと予想します。一方、SEAは倍率が高い。実需用に購入される方が多いんでしょうね。

住井はな:
りすちゃんは6月入居でしたね?

りすちゃん:
もともと湾岸に住んでいて、選手村が建って行くのは見ていました。いい場所に立っているなーと、とりあえず抽選倍率の低い住戸に申し込みました。
倍率低い部屋に当選して広くなったアルパカさんと違って、私は狭い部屋に当たったんですよね。間取りも眺望もあまり満足していなかったので、売ろうかなとちょっと迷ったので入居が遅くなったんです。でも、歩けば歩くほど街が好きになって、結局引っ越すことにしました。今は、晴海フラッグ内で、もう少し広い部屋に引っ越すことも検討しています。

住井はな:
このメンバーの中では一番遅い入居ですが、住民の数はどう感じましたか?

りすちゃん:
SEAは入居が進んでいましたが、SUNは人がいなかったですね。夜、シービレッジを見たらたくさん電気がついているのに、サンビレッジはあまり人がいませんでした(笑)。

住井はな:
シービレッジは広い部屋も多く、きっと実需購入が多かったんですね。その頃の晴海フラッグはどうでしたか?

ぱぱし:
6月にお台場でスターアイランドがありました。花火とドローンのショーが特等席です。花火は秋以降もあちこちで上がっているので、花火を見るのが好きな人は晴海フラッグいいかもしれませんね。
⑨STAR ISLAND 2024(はるみライフプラス)

アルパカ:
7月1日に中央区の晴海図書館がオープンしました。建物は先にできていて、隣接するこども園などはオープン済でしたが、図書館のオープンは夏でしたね。すごくいい空間で、ぜひはるみライフ+でも記事書きたかったですが、写真がNGなんですよね…

カイラーくん:
設備がいい晴海西小学校のプールが開放されたのも7月でした。

ぱぱし:
あれいいですよね。スイミングスクールもあるし。

カイラーくん:
えっ、晴海西にスイミングスクールあるんですか?

ぱぱし:
あります。まだきっと枠開いていると思います。このスイミングスクールのいいところは、子どもが泳いでいる間に、横で親が泳いで待てるところですね。

住井はな:
すごいいいですねー!

⑩晴海フラッグから眺める雷

花火だけではなく、雷もよく見えるそうです!

カイラー君:
夏にはHFC(晴海フラッグクラブ)主催で行われた柴田屋酒店のビール作りイベントの募集もありましたね。オリジナルのビールを仕込むイベントは今後も毎年やっていく予定だそうです。

アルパカ:
そのイベント、あとから知って、参加すればよかったと思いました。

ぱぱし:
夏のイベントでは、9月に行われたねぶくろシネマが印象に残っています。ちょうど気持ちいい天気で最高なイベントでした。
⑪ねぶくろシネマ(はるみライフプラス)イベント

カイラーくん:
夏から秋になって…、10月には航空会社がスポンサーの子ども向けのスポーツイベントがありました。五輪のメダリストが複数人来てトレーニングしたり、トークショーをしたりする贅沢なイベントだったのですが、なぜか晴海西小の学校公開と被って、なぜ同じ日にやるのかな…と思ったのでよく覚えています(苦笑)
あと、秋のイベントと言えば、ハロウィンイベントでしょうか。自治会主導で大がかりにやりましたね。

ぱぱし:
1年中イベントが本当にいっぱいあって…フラワーショップのリース作りやオーガーデンで行われる音楽のイベントも人気です。

カイラーくん:
オーガーデン! 公園ができたときにオープンして、当時は住民もいない、交通手段もないところにぽつんとあったので心配しましたが、今はたくさん利用されていいですよね。お友だち家族と一緒の時は、外で子どもたちが遊んでいて、親は休憩するみたいな流れができています(笑)

りすちゃん:
あそこは場所がいいですよね。窓から外を見たときのリゾート感! 日本じゃないみたい。

ぱぱし:
最近、子どもはオーガーデンのマシュマロ焼きをやっていますね。あと、人を呼ぶ時は、オーガーデンでBBQしたりします。そういえば、BBQ大会もやっていましたね。焼き方を競うみたいな…

りすちゃん:
ああ、やってましたねー!種火を作って、火をおこして…という(笑)

アルパカ:
最近の話で言うと、サンビレッジタワー棟で行っていたツリーのイルミネーションもあります。入居開始前しかできない「最初で最後」の景色だったのかなと思います。

住井はな:
ありがとうございます。では、最後に皆さんが晴海フラッグに住んで変わったことを一言聞いておしまいにします。

カイラーくん:
広い部屋に引っ越したこともあり、毎日快適です。家に帰る時間が早くなったし、リモートワークが快適なので、家(晴海フラッグ内)にいる時間が長くなりました。
BRTの終バスの時間が少し早いかなと思っていましたが、終バスよりも早く帰ってくるので、全く問題ないですね。
変化といえば、以前よりも子どもが公園に行きたいというようになったことです。ボール遊びができるのもいいですし、虫観察をしたりもします。公園が近く、自然環境豊かな晴海フラッグだからこそかと。

アルパカ:
意外と野生生物がたくさんいますよね!

ぱぱし:
私は…外出時の行き帰りに自由度があって、今日は天気がいいから自転車で行こうとか、今日はBRTにしようとか考えるのも楽しいです。
また、晴海フラッグから見る景色が好きなので、夜帰ってきたら、ストレス発散ができる気がしています。もうすぐ入居して1年経ちますが、全然飽きないですね。

りすちゃん:
大きく変わったのは、バス便の使いやすさを知ったことと、夫婦でよく散歩するようになったことです。入居して、半年くらい経ちましたが、散歩しているといまだに晴海フラッグ内に知らないスポットがあったりして、発見がある。季節ごとに景色も変わりますし、街区内を歩くのが楽しいです。

アルパカ:
通勤のストレスが減ったというのが大きな変化です。満員電車に乗って、ちょっとしたトラブルにあうこともなくなった。あとは、新婚ゆえかもしれませんが、家に早く帰って料理をすることが増えました。
妻とよく話しているのは、私たちはペットを飼っていないのですが、街を散歩していると、皆さんを犬を散歩させていて、いろいろなワンちゃんを見られるのも、楽しみのひとつだったりします。

住井はな:
皆さん、晴海フラッグに住んで、いろいろなストレスが減ってる!いいな、うらやましいです。ありがとうございました!

晴海フラッグの眺望(はるみライフプラス)

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「はるみライフ+」では、来年も、住民特派員と一緒に晴海フラッグの魅力をお伝えしていきます! 2025年もよろしくお願いします!

 

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